研究

ロボットの本気

ここ2,3日、某大手電気メーカーのロボットアームを弄っている。動画を撮影して、それを計算してどったらってことを最終的にしないといけないのだが、なかなか難しい。まぁ、そんな中色々手先の位置とかを調整していたのだが、その最中に肝を冷やす事があっ…

画像からの異常検出に関して思うこと

ちょっとした思いつきを書き留めておく。画像からの異常検出の際、計算した異常度から特徴量抽出の手法を見直すことはできないか?ということ。動画像の異常検出っていうのは結局、 生動画を何らかの処理をほどこした特徴量(生画像を入力使うのも含む)を入力…

Space-Time Patch

動画像からの特徴量抽出手法。1枚の画像からではなく数フレームを1つのデータ集合とし、そこから特徴量を抽出する。物体の局所的な「アピアランス」と「モーション」の時間的変化を捉えた特徴量。動画像の局所領域をにおけるx,y,t軸の輝度勾配から求める。…

HOG(Histgrams of Oriented Gradients)特徴量

・HOGとは? 一般物体の認識のための勾配ベースの特徴量。 SIFT特徴量と同じく局所領域における輝度の勾配方向をヒストグラム化したもの。 ・SIFTとの違いは? SIFT:特徴点周りの勾配に関して勾配ヒストグラムを計算 HoG:一定領域に対して勾配ヒストグラムを…

SIFT(Scale-Invariant Feature Transform)特徴量

Loweという人がSchmidらの局所領域の特徴量記述の考え方を拡張し、画像のスケール変化・回転に不変な特徴量として提案。SIFTの計算は次の2(4)ステップからなる。 1.detection 1-1.スケールとキーポイントの検出 1-2.キーポイントのローカライズ 2.descripti…

方向エッジ特徴量

時間差分画像を入力として、8方向のSobelフィルタを利用した方向エッジを抽出、下の論文ではこれを特徴量としている。8方向フィルタ 2 1 0 1 2 1 0 1 2 1 0-1 0 0 0 -1 0 1 0-1-2 -1-2-1 -2-1 0 N W N N E 1 0-1 ↑ -1 0 1 2 0-2 ←→ -2 0 2 1 0-1 ↓ -1 0 1 …

めも

画像サブモダリティモデル、冗長性削減処理、そして生物学的視覚処理における学習からアイディアを得た新しい画像表現アルゴリズム A New Image Representation Algorithm Inspired by Image Submodality Models, Redundancy Reduction, and Learning in Bio…

Color-HLAC

HLAC特徴量をRGB画像に拡張。 RGBのそれぞれの輝度値に対して、HLAC特徴量を計算したものか? それともRGBの輝度値間でも組み合わせを考えるのかな? もしそうなら恐ろしい数になるな。

参考文献 動画系

村井泰裕 藤吉弘亘 数井誠人 "時空間特徴に基づくエスカレータシーンにおける人の異常行動検知"混合正規分布による動的背景モデリング+時空間特徴によるadaboosting + 重みつき時空間勾配 > CHLAC特徴

特徴選択

状況を判断する上で必要最低限な方法とは何だろう? どうやったらそれを決定できるのだろう? k個の特徴量を使って教師有り学習を行う。k個の中から有用なものだけ選び出すのが特徴選択。 予測精度の向上と、定性的な解釈がしやすくなる 大きくわけてフィル…

空間的な特徴

物体が静止しているなら空間的な特徴は一致する。 ならば物体が相対的に静止してるならその空間的な特徴は完全に静止しているときと一致する。 そりゃそうだよな。 相対的に別の動きをしているときは空間的な配置が変化するので違う値になるはず。これ英語に…

独立成分分析 Independ Compornent Analysis

複数のデータが混在しているデータから、独立な成分を抽出する。あるデータがあったときこれを独立成分分析で独立成分を抽出すると、独立性の高いデータから順に出てくる。 最後の方に出てくるのはノイズばっかり。人のカクテルパーティー効果を例に説明され…

動画ーの部分空間法

動画データに部分空間法を適応して異常が検知できるかを試してみた。 結果はうまくいかず。 リコンストラクションはうまくいくが、エラーの値が異常動画の方が、正常動画より小さくなってしまう。 これは前日の話。 今回はCHLAC(Cubic High Order Auto Corre…

疑似科学

懐疑論者の辞典(上)というものを見つけてしまい、思わずAMAZONで注文してしまった。届くのは明日。 内容については読んでから。まぁ、疑似科学を紹介してるようなもんだと思えばいいだろう。 ニセ科学の動向が気になる人間としては楽しみな一冊である。しか…